不動産コラム

中古マンション購入のチェックポイント

大規模修繕工事

中古マンション購入の際にチェックしておかなければならないことはたくさんあるのですが、ぜひ次の項目は必ずチェックして下さい。

  • 総戸数
  • 修繕積立金の金額や残高
  • 修繕計画

マンションの一部屋を買うということは、一つの大きな建物の区分所有ですから、建物全体は所有者全員の負担で修繕をしていくことになります。

そしてその費用は当然ながら各所有者に分担されます。
例えば総戸数20戸の小型マンションと総戸数100戸の大型マンションを比べると、戸数は5倍ですが修繕の費用は5倍になるわけではありません。

ですので、戸数の少ないマンションの方が、修繕の費用の負担が大きいことになります。管理費用も同じですね。

まあ、これはどうしようもないのですが、ここでさらにチェックしておくべきは、毎月支払う修繕積立金と現状の修繕積立金の残高が、修繕計画に対して見合った金額になっているかどうかです。

これが足りないと、将来一時金としてそれなりに家計にダメージのある金額を徴収される可能性があります。

でも、そのようにして一時金を徴収して修繕していくようなマンションの管理組合ならまだ良いのですが、お金が無いので修繕もだましだましで先延ばししてしまっているような所もあります。これだと大事な資産である建物の価値がどんどん減っていくことになりますのでよろしくないです。

もちろん、総戸数が少ないからだめとか、修繕積立金が少ないからだめと、決めつける必要も無く、将来のリスクを十分に考えて、それに見合うと思えば、買ってもいいんじゃないかと思います。

要するに、まったく修繕のことなど気にせずに購入してしまい、後で急にびっくりするようなことはまずいので、購入前によく調べましょう!ということです。

マンション購入時には立地や内装、設備などに気を取られがちだと思いますので、管理や修繕とかにもご注意されたら良いかと思います。

このような情報は不動産屋の担当に言えばすぐに調べてくれるはずです。

もちろん弊社でもお客様の立場に立って、自分が買うつもりで色々と調査します。

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