日本リビング保証株式会社の「既存設備サポート」が弊社にて取り扱い可能となりました。
これは、中古物件(自分で居住する物件のみ)の付帯設備(給湯器、システムキッチン、ウォシュレットなど)の保証サービスです。
中古物件の保証はどうなっているか?
中古物件の売買の場合は新築物件と異なり、建物や付帯設備の保証は有りません。特に売買契約に盛り込まない限り、原則として現状有姿での引き渡しとなります。
建物本体に関しては、「建物状況調査」を実施して問題箇所が無ければ「既存住宅売買瑕疵保険」という保険に入る事ができます。(これはすでに弊社で取り扱い可能です)
これに対して、付帯設備は「故障が無い」という事で引き渡した設備が故障していた場合は、売主様が修繕する義務があります。
これは、契約書に添付する付帯設備表で故障の無い状態ですと売主様が申告しているので、故障の無い状態で引き渡す義務が売主様側に有るからです。
しかしながらこれはあくまでも引き渡し時の話で、引き渡し後に発生した故障に関しては買主様の負担で修繕しなければなりません。
既存設備サポートとは?
今回導入した「既存設備サポート」は、付帯設備の保証となります。引き渡し後に故障が発生した場合に、何度でも修理費用が支払われます。
ただし、中古の設備ですので次の制限が有ります。
- 保証期間:引渡し後1年または2年間。
※サブスク継続可能(買主負担) 1,000円/月~(税別) - 修理限度額:製造10年以内は10万円、10年超は2~6万円
- 保証対象:自然故障
- 免責期間:引渡し日から7日間
- 対象設備:システムキッチン、システムバス、洗面化粧台、温水水洗トイレ、給湯器(その他の設備はご相談ください)
- その他:買主様が居住する物件のみが対象(投資物件は対象外)
※賃貸で良く有る24時間緊急サポートも標準付帯します。(水回り・窓ガラス・鍵のトラブル)
費用について
気になる費用ですが、通常の場合は弊社で負担させていただきます。
通常で無い場合とは、仲介手数料に大きなお値引きが有った場合や、そもそも低額物件で仲介手数料が少ない場合です。この場合は費用負担についてご相談させていただきます。
この「既存設備サポート」を導入することにより、売主様・買主様ともに引渡し後にトラブルになる可能性が少なくなると思います。
ということで「建物状況調査」「既存住宅売買瑕疵保険」と合わせて、今回導入した「既存設備サポート」もぜひご検討下さい。
他にも地盤調査、シロアリ検査などご心配なことに対してはたいてい検査や調査の方法が有ります。
当然費用対効果を考える必要が有りますが、なんでもお気軽にご相談ください。
コメント