1月になってやたら寒い日が続いているせいか、給湯器の凍結による水漏れ事故の話をよく聞きます。
通常、給湯器には凍結防止装置が備わっているので、あまり気にしなくても大丈夫です。
が、ブレーカーを落としたり(あるいは落ちていたり)で元の電気を切れていたりすると、寒い朝などに凍結してしまうことがあります。
凍結防止装置は電気が無いと働きませんので。
ただ凍結しただけであれば、とけるのを待てばよいのですが、時に給湯器内部の水の通路が破裂してしまうことが有ります。(水は凍結すると体積が増えて膨張します)
こうなると、給湯器が使えなくなるのはもちろん、水漏れも発生しますので色々と大変です。
しばらく家を空けるような場合などや、あるいは貸家やアパートの大家さんで空家になっている部屋をお持ちでしたら、この季節は気をつける方が良いですね。
もし大元の電気を落とすなら、給湯器に限らず、ウォシュレットなど水を使う機器は取説を見て、きっちりと水抜きをしておきましょう。
また、給湯器本体以外の水が通る配管にも注意です。
外気にむき出しの配管などは凍結しやすいので、保温材など定期的に点検しましょう。
こちらも凍結して破裂すると水漏れです。
寒い地域の方にとっては常識なのでしょうが、暑さ寒さが極端になってきたせいか、今までと同じ感覚ではだめなようです。色々とご注意下さい。
ちなみに凍結による給湯器の破損は、ほとんどの場合保険の対象外ですが、水漏れによる損害は保険の対象になる場合があります。
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