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地歴調査で法務局と図書館へ

鵜の木駅

物件調査のため、多摩川線(ひさしぶりです)に乗って大田区の法務局と図書館に行ってきました。

主に物件の敷地の地歴調査が目的です。

まずは法務局で閉鎖謄本や旧土地台帳などを取得して変な地歴が無かったか?など確認します。

東京法務局 城南出張所

主に地目を見るのですが、字が読みにくいです。w

なじみのない「郡村宅地」という文字が見えますが、かつては「宅地」に「市街宅地」と「郡村宅地」の2つがあったそうです。

興味のある方は国税庁のホームページなどをご参照下さい。

旧土地台帳
旧土地台帳

旧土地台帳とは、明治時代の中頃から昭和30年頃までに、主に土地の税金(地租)を課税するために使用されていた台帳のことです。
現在の不動産登記簿の前身にあたるもので、昭和35年(1960年)に土地台帳法が廃止され、登記簿に情報が一元化されました。そのため、現在は「旧土地台帳」と呼ばれています。


マイラーの公図もついでに取得するようにしています。

これはカラーで昔の水路(青)や道(赤)などが分かりやすく、「畑」とか「宅地」とかの文字も見えるので普通の公図よりも見やすいです。

マイラー公図
マイラー公図

マイラー公図とは、明治時代の地租改正事業で作成された古い公図(旧土地台帳附属地図)を、ポリエステルフィルム(マイラーフィルム)に複写し直した図面です。地図の精度は低いです。


図書館では昔の住宅地図などを見て地歴を確認します。

これはだいたい昭和40年くらいから揃っていることが多いので半世紀くらいの地歴が分かります。

旧住宅地図
全住宅案内地図帳(昭和45年)

その他、国土地理院のWebで昔の地図や航空写真が見ることができます。

昔の地図などを色々見ていると結構興味深くて時間ばかりが過ぎていきます。

大田図書館

帰りにお腹が空いたので蒲田駅の東急プラザ4階のカフェ、シビタスでホットケーキを食べて帰りました。美味しかったです。

こちらはもうだいぶ前に無くなってしまった神田の万惣フルーツパーラーの系列だそうで、それを聞いてから時々行っています。

以前、神田の万惣の方にホットケーキを食べに行っていたので懐かしい味です。

最近よくあるふわふわの分厚いパンケーキよりもしっかりしたホットケーキの方が好みです。

シビタス | ショップ詳細 | 東急プラザ蒲田
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