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倉庫物件の現地調査

倉庫

京王線に乗って倉庫物件の現地調査に行ってきました。

割と大きめの倉庫で築年数もそれなりです。

さて、この物件、図面は無いですし、もちろん建物の登記も有りません。

とりあえずあちこちの寸法を測って帰りました。

また、しばらく使われていなかったようで補修が必要な箇所もいくつか散見されます。

考えないといけないことが盛り沢山です。w

倉庫の天井

倉庫の案件に関わることはあまり多くないのですが、ぼちぼち売買や賃貸のお問い合わせをいただくことがあります。

ということで、倉庫の売買や賃貸で気をつけた方が良いポイントについて少し。

まず一つ目は用途地域の確認です。

不動産には建てられる建物の種類を定めた用途地域というルールがあります。

倉庫として使いたいと思っていてもその場所が住居専用の地域だった場合、営業倉庫の許可が下りないことがあります。

せっかく購入したのに 事業に使えないとなっては大変です。 まずはその土地で何ができるか事前の調査が不可欠です。

用途地域による建築物の用途制限の概
用途地域による建築物の用途制限の概要

二つ目は道路と敷地の関係です。

住宅であれば車が1台通れれば問題ありませんが倉庫の場合はそうはいきません。

4トントラックや、必要であれば大型の10トントラックがスムーズに出入りできるかなど。

前面道路の幅員はもちろん、敷地の入り口の広さ(間口)も重要なチェックポイントです。

搬入や搬出がしにくい倉庫は使い勝手が悪く将来売却する際にも価格に影響してしまいます。

倉庫街

三つ目は建物のスペックです。

特に床の耐荷重と天井の高さ(有効高)です。

重い荷物を扱いたい場合床が抜けない強度があるかどうかが重要ですし、フォークリフトを使うなら十分な天井高が必要です。

また、古い倉庫の場合はアスベストの使用有無や土壌汚染の履歴なども確認しておく必要があります。

倉庫の売買は法律や建築の専門知識が複雑に絡み合うので結構面倒です。

倉庫に限らず土地を探して更地に新築が楽ですね。w

売土地

倉庫内をあちらこちらと動き回っているうちに棚で頭をぶつけました。

最近、注意不足なのか頭をぶつけて痛い思いをすることが多く、ヘルメットを持ち歩こうかと思う今日この頃です。


不動産のご相談はお気軽にどうぞ。

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