大腸内視鏡検査に行ってきました。
今回から事前処置用の下剤がモビプレップからマグコロールに代わったのですが、ちょっと効きが悪かったようで、検査開始までの時間が結構かかってしまいました。
若い看護師さんに笑顔で排便を厳しく指導されてつらかったです。w
結果は問題無かったようで今年も一安心です。大腸内部もきれいになりました。
ところでこの検査の3日前から野菜禁止などの食事制限と禁酒をしたのですが、これで体重が一気に3kg減りました。本年度の最低体重です。
が、検査後の帰りにお腹が空いて我慢できずに食べた塩パンあんバター、そして夕食とビールで、速攻で1kg以上体重を取り戻しました。w

さて今日はお客様?とのやり取りの中で遭遇した、少し変わった出来事についてお話しします。
先日のとある午後、「予算9,000万円で戸建てを現金で購入したい」というお客様から、お電話をいただきました。
あままあ高額なご予算と現金購入というお話に、もちろん目を輝かせて対応させていただきました。w
ただ、詳しくお話を伺っていくと希望される条件がどうも曖昧ではっきりしないんです。(少し怪しい)
それでも、せっかくお電話をいただいたので、条件に合いそうな物件をいくつか厳選してピックアップし、資料をお送りして連絡を待ちました。
すると後日、そのうちの一つの物件を「とても気に入ったので、すぐに買いたい」というご返事をいただいたんです。(すぐにというのがかなり怪しい)

ここまでは順調だったのですが、この後がダメです。
そのお客様が言うには、「購入資金は、某仮想通貨を両替する必要がある」とのことでした。
そして、続けて「おたくでその某仮想通貨を日本円に両替することはできないか?」と聞かれたのです。
もちろん、私どもではそのような仮想通貨の両替はできません。ただの不動産仲介業者ですので。
その旨をお伝えすると、今度は「それなら、両替できるところか人を紹介してほしい」と要求されました。
ちょっと調べてみた限りでも、その仮想通貨というのは国内の取引所でも非常にマイナーなものの様で、これはちょっとあれだな、という考えしかでてきません。(怪しさ120%)

クリプト(仮想通貨、暗号資産)界隈を巡る詐欺の手口は多く聞きますし、高額な不動産取引において日本円以外での決済や特殊な両替を求められること自体が非常にリスクが高い行為というか、通常あり得ません。
せいぜい某国の方々のように大量の現金の持ち込みくらいが、私にとっては怪しさの受忍限度です。
その後、何度も「おまえのとこで両替するか、両替できるところを紹介してください。」との連絡があったのですが、お断りし続けたところ、そのお客様?からのご連絡は途絶えてしまいました。
どのようにお金を引っ張るのかは興味が有りますが、いずれにしても詐欺のたぐいだと思います。
今回はカモ候補となったのが少しショックですが。w
ただ、最初はすごく怪しかったけど、今はすごく良いお客様になっている方もいらっしゃいますので、多少怪しくても最初はつい期待してしまいます。

私の方針として、お客様に安心して不動産のお取引をしていただくために、常に法的な側面、金銭的な側面から安全性を最優先で確認、行動するようにしています。
皆様も、不動産のお取引で、「急いで決めろ」「普通ではない決済方法を求められた」など、少しでも不審に思うことがあればくれぐれもご注意ください。
現実問題としては、人より得をしようと思うと本当に急がなくてはならない場面もあるのですが、失敗したときの損失が不動産は大きいので一歩立ち止まる勇気も必要だと思います。
また、「No Pain, No Gain」などと言いますが、リスクは自分が許容できる範囲に留めておいた方が心安らかにすごせます。
もちろん「あえて勝負しないと行けない時もある!」という方は無理に止めませんし、可能な限り応援します。 w

この記事を書いている途中でまた現金9,000万円のお話が....
不動産のご相談はお気軽にどうぞ。クリプトはよく分かりません。




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