ブログ不動産コラム

競売の入札価格の簡易的な検討方法

有楽町

先日、打ち合わせの帰りに有楽町の交通会館の前を歩いていたのですが、まさかの出来事が……。

なんと歩道の本当にわずかな段差につまづいてしまいまして、見事に転倒してしまいました。

結構派手に転んだものですから、痛みよりも先に「あっ、やっちゃった」という恥ずかしさがこみ上げてきました。

なんとか体勢を立て直そうと、まるで変な踊りのような、たたらを踏むような動きをしてしまったのが良くなかったみたいで、余計にダメージを増やしてしまった気がします。

こういう時って、潔くさっさとコケてしまった方がダメージが少ないのかもしれませんね。

脳内では、鮮やか?に立ち直るイメージが完全にできていたのですが、残念ながら身体は全くついてきてくれませんでした。

松屋銀座

幸い、擦り傷と少しの痛み程度で済んだので、バンドエイドを貼ってそのままにしていたのですが、なぜか2週間ほど経ってから、打ち付けた肘のあたりが急に痛み出したんです。

で、腕も動かせなくなってきたので近所の整形外科へ行ってきました。

ついでに、歯医者、眼科など、一日で4つのお医者さんをハシゴするという、なかなか高齢者的な一日となりました。w

思い返せば、2年前にも横浜の天理ビルの前で同じように歩道で転倒したことがありました。

どうも歩くのが下手になっているのかもしれません。たぶん足が上がっていない。

しかし、こういうことがあるとつくづく自分の身体の衰え、いわゆる「加齢」というものを激しく感じます。w

診察室

さて、今日は競売物件の入札価額の簡易的な検討方法について、少しお話したいと思います。

不動産の価格査定というのは、きちんとやろうとすると私たちプロでも結構な手間と時間を要する作業です。

ですから、今日はあまり「こまけー話」は抜きにして、ざっくりとした考え方をお伝えできればと思います。

横浜地方裁判所

まずは、比較的難易度が低い区分マンションからです。

最初にやることは、スーモやアットホームなどの不動産ポータルサイトで、売りに出されている価格をざっと調べることです。

もし同じマンションの部屋が売りに出ているようならそれが一番参考になります。

同じマンションが出ていなければ、近隣の、できれば駅からの距離などが同じくらいのマンションの売出価格を見て、その専有面積などを参考にしながら、大体の相場感を掴みます。

これが、いわゆる一般の市場価格の目安となります。

そして、これは色々な考え方があるかと思いますが、私の経験からすると、この一般の市場価格から2割引程度の金額を目安にその上下で入札価格を検討すれば大きく外れることは少ないのではないかと思います。


次に、取引が多い分譲地などのエリアにある戸建てですが、こちらも似たような物件が多くありますので、基本的な考え方は区分マンションと同じで良いと思います。

ただし、近くに似たような物件がない場合は、売地の価格などを参考にすることもあります。

マンションと違って、土地と建物が一体となっている戸建ては、築年数、建物の状態、間取り、方角など、様々な要因が価格に影響してくるため、査定は結構難しいものです。

こういう場合は、あまり深く考え込んでも解決しないことが多いので、裁判所の三点セットに記載されている売却基準価額の3割増しくらいを目安に検討してみるのも、一つの考え方かなと思います。

評価書より
評価書より

もし物件のエリアが決まっているのであれば、日常的にポータルサイトやチラシなどを監視・記録していると、そのエリアではプロ並みの相場感が身につくのでおすすめです。

いずれにしても、最終的には「自分がいくらまでなら出せるか」という金額と、物件の価値を天秤にかけて検討することになります。

パソコンで不動産を探す女性
Gemini Advanced 2.0 Flash

ところで、相場よりも安く競売で物件を購入して、それを転売したいとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、これには宅地建物取引業免許が必要となりますので、その点は十分にご注意くださいね。


不動産のご相談はお気軽にどうぞ。

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