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マンションみらいプランナー講座(その3)

伊勢佐木長者町駅

先月に続き、横浜市住宅供給公社が主催する「マンションみらいプランナー講座」講座の第3回目に参加してきました。

今回は建替えの際の事業計画の収支シュミレーションを実際にエクセルを使っての実習で、受講者6名でグループを作っての共同作業です。

一緒になったグループのメンバーには建築士、土地家屋調査士、マンション管理士、金融関係などの専門家がおり、考え方などもいろいろで新鮮でよかったです。

隅田川

さて、今回の実習の仮想物件ですが、実際に数字を入れてマンション建替えのシミュレーションをしてみたのですが、やはり金銭的な負担の面から考えると厳しい感じです。

検討した物件は容積率などに結構余裕が有ったのですが、それでも建替えだと各戸2,000万円以上の持ち出しとなります。

もちろん建替えで新築マンションになるので資産としては含み益となりますけど。

それと気になるのは、例えば容積率に余裕が有って、建替えで床面積が2倍に増床できるとすると、土地の持分(敷地権)も2分の1になるわけで、また50年後に今度は建替えでなく敷地売却となったときに土地の持分が少なくなるのかな、などと思いました。

武蔵小杉のマンション

現在の築古マンションの建替え事業はデベロッパー主導で進む事が多いと思いますが、これは一部の儲かりそうなマンションに限られてしまいます。

自主的に建替え、あるいは敷地売却など進めるのは各区分所有者間の合意形成も含めて大変な作業になるな、というのが感想です。

西日暮里駅

今回で全3回の講座が終了したということで修了証書の授与がありました。

ここで、私が受講者の代表として横浜市立大学の齋藤教授から直接この修了証書頂きました。

もちろん成績優秀とかそういうのではなく、名前が「あいうえお順」で一番だったからです。

いずれにしても、修了証とか免許証とかは何歳になっても頂くとうれしいものですね。w

修了証書(マンションみらいプランナー講座)

ところで、今回の講座の会場のビルのすぐ近くに、ワンタンスープで有名な「くぬぎ屋」が有ります。

せっかく関内まできたのでここで晩ごはんを済ませて帰りました。おいしかったです。

くぬぎ屋のワンタンスープ

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