暑くなったり寒くなったりでなかなか気温が落ち着きませんね。
雪が降ったら休業します。w
気候だけでなく、世の中全般に色々と極端になってきているような気がします。
さて最近、投資対象として民泊を検討する方が増えている感じです。
観光客の増加などインバウンド需要の高まりを考えると、魅力的な選択肢の一つなのでしょう。
しかし、いざ物件を取得して民泊を始めようとすると、ローンの壁にぶつかることが多いんです。

民泊用物件をアパートローンで借りるのは難しい?
実は、一般的なアパートローンで「民泊目的」と伝えると、NGとなるケースがほとんど。
なぜかというと、民泊は事業用とみなされるため、多くの金融機関ではアパートローンが適用されないんです。
「じゃあ、賃貸用アパートとして借りて、こっそり民泊に転用すれば...?」
なんて考える方もいるかもしれませんが、それは契約違反になる可能性があります。
契約違反となるといわゆる「期限の利益」の喪失で一括返済という最悪の事態になってしまう確率も0ではありません。

「複数の貸室のうち、一部の部屋だけ民泊にするくらいなら...」
と、軽く考える方もいるかもしれませんし、実際にやっている方もいらっしゃると思いますが、これもグレーゾーンであることに変わりはありません。
今のところは黙って民泊に転用しても、普通に返済していれば積極的に指摘されることは無さそうですけど。
ただ、フラット35を利用して投資用マンションを買うみたいな感じで行儀の悪い業者が主導して目立つようにやり始めるとどうなるか分かりません。
なお、正直に金融機関に民泊に転用したい旨を相談したとしてもあまりいい顔はされないでしょう。
聞かれたら「ダメ」と言わざるを得ない立場というのもあります。

ということで、やはり民泊を始めるなら、堂々と事業用ローンを検討するのが安心です。
しかしながら、事業用ローンはアパートローンに比べて審査が厳しく、借入条件なども厳し目になることが多いのが現状です。
三井住友トラストL&Fの民泊事業ローン
そんな中、民泊事業を検討している方におすすめなのが、「三井住友トラストL&F」のその名も「民泊事業ローン」です。
なんと、三井住友トラストL&Fには民泊事業専用ののローンがあるんです。
気になる金利や条件は、同社のアパートローンとほぼ同様で、わりと利用しやすいのではないでしょうか。
ただし、馴染みのある方も多いであろうアパートローンと同様に、この民泊事業ローンも、担保となる物件の評価がポイントになります。
物件の評価額に掛目(概ね7割程度)をかけた金額が希望の借入金額に足りない場合は、共同担保が必要になることが多いようです。
とはいえ、民泊事業専用のローンがあるというのは、非常に心強いですよね。
民泊への投資を検討している方は、ぜひ「三井住友トラストL&F」の「民泊事業ローン」を検討してみてください。

もしかしたら他にも民泊向けのローンを取り扱っている金融機関はあるかもしれませんので、見つけたら比較検討してみると良いと思います。
先日もお客様とご一緒に、三井住友トラストL&Fの横浜支店に民泊用不動産(土地建物)の取得のためのローンについての相談に行ってきました。
以前は私の事務所から比較的近くの横浜駅西口側に有ったのですが、昨年に東口の横浜三井ビルディングの24Fに移転しました。
オフィスのある24階は眺望良好でした。

投資用不動産の購入・売却についてもお気軽にご相談ください。
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