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登記情報提供サービスが便利です

法務局

まだまだ日中は暑いですが、ここのところ気持ちよく晴れて良い感じですね。物件の写真撮影がはかどります。

写真撮影には色々とテクニックが有るようですが、やはり天気が良いのが一番効くように思います。

写真といえば、ちょっと前までは普通にデジカメを使っていたのですが、今はiPhoneだけで撮影しています。

掲載先がWebメインなら iPhone で十分ですね。

秋葉原

今日は登記情報の調査の話です。


登記簿とは?

登記簿、正しくは登記事項証明書の事ですが、登記情報のデータがコンピューター化される以前は登記簿謄本と呼んでいました。

これは「実際の登記簿の写しであることの証明」か、「コンピューターのデータを出力した紙が正しいことを証明する」かの違いで呼び方が替わっているのだと思います。

今でも謄本という言い方に慣れているので、いわゆる通称で謄本と言うことがほとんどです。

登記簿謄本
登記簿謄本

登記情報提供サービス

不動産調査で最初にやることは法務局で登記情報を取得することです。登記簿の他に構図、地積測量図、建物図面などです。関係者が法人の際は法人の登記情報も必要です。

取ってくると言っても、今ははネットで登記情報が取れますので法務局まで出向く必要がありません。

このネットで登記情報を取得できるサービスを、その名も「登記情報提供サービス」といいます。

なんのひねりもない名前ですね。w

今まで平日(8:30~21:00)しか利用できなかったのですが、10月1日から図面類以外は土日祝日(8:30~16:00)も利用できるようになってより便利になりました。

登記情報提供サービスの利用時間の拡大について

この登記情報提供サービスは個人の方でも利用できます。

ご近所の興味のある不動産などを調べてみると意外なことが判るかもしれません。ぜひ試してみて下さい。

地味に手数料がかかりますけど。

登記情報提供サービス
登記情報提供サービス

法務局での調査も必要

さて、調査のファーストステップは便利になったとはいえ、ちょっと込み入った物件や、閉鎖登記簿、旧土地台帳などの調査で実際に法務局へ出向く事は必要です。

なんといっても実際に法務局へ行けば、怪しいところや疑問点などをその場で聞くことができるのが良いです。

例えば建物で取り壊し済だけど登記だけ残っていないかなども法務局で確認できます。現況は更地なのに、覚えの無い建物の登記が残っていたりすることは時々有ります。

東京法務局 府中支局

登記情報提供サービスは証明用ではないです

「登記情報提供サービス」は単なる登記情報の提供なので登記簿謄本の様に証明書としては使用できません。(役所のオンライン申請などでは登記情報に照会番号を付与することで謄本と同じ様に扱ってくれる場合も有りますが)

登記情報提供制度の概要について

照会番号
照会番号

それから、法務局へ謄本を取りに行く際に、事前にオンラインで請求・決済しておけば手数料がちょっと安くなります。

覚えておくとお得です。待ち時間も無くなりますし。

登記手数料について


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