不動産コラム

不動産の買い時や売り時はいつだって難しい

横浜駅西口ダイエー方面

ここのところ株価が大きく動いています。

ニュースを見るたびに「この先、不動産の価格はどうなるんだろう?」って、やっぱり気になっちゃいますよね。

過去の株価が大きく変動した時を思い返すと、最初の頃は不動産価格への影響ってあんまり大きくない感じです。

でも、しばらく(半年くらい?)経つと、 株価の動きに引っ張られるようなイメージがあります。

ただ!首都圏の物件に限って言えば「どうしても欲しい!」っていう層が厚いというのが実感です。

なので、もし株価がもう一段下がったとしても、不動産価格にはそんなに大きな影響はなさそうに私は思っています。

不動産の価格に対してもっと直接的に影響してくるのは、よく言われるように「借入金利」の方じゃないかなと私も思いますので金利の動向は気になります。

日経225先物(日足)
日経225先物(日足)

本当に不動産が必要な人は、多少高くても、あるいはちょっとでも下がれば買いますし、「もっと下がるまで待とう」と思っている人は、なかなか買えない状況がこれからも続くのではないでしょうか。

株も不動産も同じで価格が上がっている時は、なんだか安心して買えます。

逆に、価格が下がりつつある時は、「もっと下がりそう…」って思っちゃって、 なかなか決断できません。

天底は後にならないと分からない、ってやつですね。

外堀通りの桜
外堀通りの桜

今の首都圏の状況を見ると、収益物件の場合、条件の良い物件は表面利回りを見ても結構な低い水準(=価格が高い)になっています。

マイホームのような実需物件も、 特にマンションはご存知のようにだいぶ価格が上がっているので、場合によっては賃貸で探した方がお得になるケースもあると思います。

でも!株と違って不動産は実需物件なら自分で使うことができますし、収益物件は誰かに貸せば毎月家賃が入ってきます。

人間の寿命は有限ですから「ピッタリ良いタイミングで買おう!」なんて思っていても、なかなかそうはいかないものです。

購入した時の価格に 多少の差があったとしても、 結局は儲けが多いか少ないか、それだけの違いだったりします。

東海道線、横浜駅付近

なので、結局は「良い物件が見つかった!」「資金計画もOK!」と思ったら、その時に思い切って買ってしまうのが吉なような気がします。

それに、不動産は代々引き継いでいくことができます。

お子さんやお孫さんのことを考えれば無理をしてでも購入を続けても決して無駄にはなりません。(たぶん)

もちろん「 毎月のキャッシュフローや将来の資金計画をしっかり考えることは ごく大切です」、というのは教科書的なアドバイスですが、正直なところ、ある程度「えいや!」っていう勇気を出さないと、なかなか不動産って買えないのも事実です。

上野駅

不動産屋はいつでも背中を押しまくります。w

他人の意見や意向に流されずに大事なことは自分で決めましょう。


不動産のこと、何か気になることや不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。お待ちしています。

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