先月に「フラット35S、中古戸建で金利Aプラン」という内容で書きましたが、今日は「フラット35S、中古マンションで金利Aプラン」ということで戸建では無く中古マンションの方の話です。
さて、今回のお客様も住宅ローンにフラット35(住宅金融支援機構)をご希望です。
ご購入を検討されているのは築10年ちょっとの新し目のマンションです。そして室内に段差が無いバリアフリーでお風呂にも手すりが付いていましたので、フラット35でSの方でいけるかなと考えました。
フラット35Sが適用できると、Bプランなら当初5年、Aプランなら当初10年の間、金利が0.25%引下げられますのでお得です。
フラット35とフラット35S、金利AプランとBプランなどについては前回書いたので、違いがよく分からない方はこちら↓を御覧ください。
ということで、なんとかお得な金利Aプランでいけないかと考えて、念の為に売主さんに確認した所、このマンションは新築時に「住宅性能評価書」が付いていたことが分かりました。
住宅性能評価書とは次のような書面です。
「住宅性能評価書」とは
国土交通大臣に登録した第三者評価機関が全国共通ルールのもと、住宅の性能を公平な立場で評価し、その結果を表示した書面です。...第三者評価機関の1機関です。住宅の性能については、10の分野を、等級や数値などで表示しています。
「住宅性能評価書」は2種類あります。設計時の図面から評価結果をまとめた「設計住宅性能評価書」と施工中・竣工時に数回に渡る現場検査と検査結果からまとめた「建設住宅性能評価書」の2種類があります。
※一般財団法人 住宅金融普及協会 のホームページより引用
住宅金融支援機構のフラット35S(金利Aプラン)の技術基準を見てみると、バリアフリー性の項目で「高齢者等配慮対策等級4以上の住宅(共同住宅の専用部分は等級3でも可)」と記載があります。
で、入手したこのマンションの建設住宅性能評価書を見ると、高齢者等配慮対策等級は専用部分が「3」となっていました。
ということで、適合証明をお願いする予定の検査機関に電話して聞いてみたのですが、フラット35S(金利Aプラン)で大丈夫だろうとの事でした。
金利Aプランはフラット35Sの金利の引下げがBプランの5年よりもさらに5年長く適用されますのでお得です。
最終的には検査機関で現地調査しないと確定しませんが、なんか良かったです。(^^)
なお、中古住宅のフラット35の適合証明を出してもらうのは、検査機関または建築士さんなどの適合証明技術者にお願いすることになるのですが、適合証明技術者の方はフラット35Sの金利Bプランのみの取り扱いだそうです。
ところで、フラット35はアルヒさんに行きました。中村アンさん、良いですね。w
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