ブログ不動産コラム

格安物件の購入は慎重に

町並み

横浜駅のホームに新しい踊り子号(サフィール踊り子?)が止まっていました。

東海道線に乗って苦手な打合せに行く代わりに、この踊り子に乗って伊豆の温泉で引きこもりたいです。

来週からだとGoToで安く旅行できるのでしょうか?

サフィール踊り子

さて本日は格安物件の話です。

まず一番の基本ですが、安いのには必ず理由があると考えましょう。

「告知事項有り」と広告に記載されているのは分かりやすいですが、その他にも

  • 敷地への接道が良くない
  • 旗竿地で竿の部分がすごく長い
  • 敷地に傾斜がある
  • 擁壁を抱えている
  • 車が侵入できない
  • 駅から徒歩8分だけど急坂や階段が有る
  • ハザードマップでヤバい
  • 管理費・修繕積立金がすごく高い(マンション)
  • 敷地が借地

など他にも色々有ります。

擁壁

ただ例外も有ります。

まずは、売主の事情で安く売り出されるケースです。相続とか任意売却、その他資金繰りの影響でとにかく早く換金したい時です。

次に、売主に付いた仲介業者が値付け間違いをするケースです。たまたま遠方の物件をお客様が持っていて、その売却を依頼された時などに、その土地特有の事情が分からなくて適当に査定してしまった結果相場より安くなってしまうような感じです。

大宮

このような例外も有るのですが、特に問題が無いのに相場より格安な物件は、ほとんどの場合で瞬間蒸発します。だって単純に安い物件であれば最初に知った業者がそれを買って転売で1回転させれば仲介手数料よりも儲かる事が多いですから。

すごく割安でないくらいの割安な物件?だとチャンスは有りますが、やはり足は早いので、物件が出たらすぐに判断できるように日頃から選球眼を鍛えておく必要が有りますし、なるべく多くの自己資金を確保しておいた方が有利です。

旧家

一方、割高な物件には「理由無く」割高な事がよくあるので注意です。

それでもエリアをピンポイントで探している人や風水?の関係などの買主さんに無事売却できることもあります。特にマイホームなどの実需物件ですね。

そんな事を考えながら、売れたらラッキー的な感じでとりあえず高く売り出すことは多いです。たいてい反響もあまりなくてしばらくして値下げしますけど。

これが投資物件にだと割高な場合は見向きもされなかったりします。(怪しい会社の怪しい営業マンの言うことに素直に従う人は別ですけど)

契約を急がせる

ということで、割高な物件には理由が無いのがあるけど、割安な物件はほとんどの場合で理由というか良くない点が有ります。

その良くない点に自分が納得できるかどうか、あるいは自分ならその良くない部分をなんとかできるかどうかが、購入しても良いかどうかのポイントになると思います。


ご相談はお気軽にどうぞ。

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