なんか緊急事態が自主解除されているような街の様子ですが、大丈夫でしょうか?
さて、本日は役所調査の実務について少し書いてみます。中古物件を主に扱う仲介の仕事の中で物件調査は結構なウエイトを占めます。大きな会社だと色々分担してやるのでしょうけど、私みたいなところは何でも自分でやります。
多岐にわたる物件調査のほんの一部ですが、こんな感じでやってますという例です。
予定がキャンセルになって時間がぽっかりと空いたので、鶴見区役所周辺で物件の役所調査に行ってきました。2件分まとめて調べます。
ここは鶴見区役所、鶴見土木事務所、鶴見水道事務所が、京急鶴見駅から徒歩10分圏内くらいに有るので巡回に便利です。
出たのが遅かったので途中にあるヤマダに寄ってる暇はありませんでした。
まずは鶴見区役所で、評価証明を取ります。土地がいくつもの筆に分かれているので地味にお金がかかってつらいです。suicaで払えて便利ですが。
さらに自治会の連絡先など情報を聞いた後、自然災害(水害や土砂崩れ)の記録が無いかなどのヒアリングをします。昭和の時代に大雨による床上浸水の記録が見つかりました。ついでにハザードマップを一式もらいました。
次に鶴見土木事務所へ移動して対象地の前面の市道の調査です。まずは道路台帳平面図を端末から出力です。これはネットでも取れます。
対象の場所は区域線図が無かったので、次に道路境界を調べるのに境界調査の図面を探してもらいます。ちょっと古いけど探していた場所の境界明示図・復元図見つかりました。道路境界については大丈夫そうです。
さらに下水道台帳を出してもらい、コピーします。これもネットでも取れるのですが、図面がちょっと詳しかったり不明点をその場で聞けるのでなるべく出向くようにしています。
さらに鶴見水道事務所へ向かいます。
まず端末で配管平面図を印刷して、次に宅内の給水装置図などを出してもらいます。なお、宅内の配管については代理の場合は委任状が必要です。水道は大事だからですね。
今回は特に気になる所が無かったので良かったです。こんな感じでだらだらとやっています。
ところで水道事務所にこんなのがありました。もっとあちらこちらに有ると安心ですね。
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