小さい字が見えにくくなってきたので眼鏡を作り変えました。累進レンズの遠近両用です。これで字の小さな契約書もばっちりです。
とは言っても最近は書類は何でもPDFにしてディスプレイ上で見ることが多いです。これは自由に拡大縮小ができて便利ですね。特にタブレットで見ると目との距離を調整しやすいので良い感じです。
さて本日は勤続年数と住宅ローンについての話です。
勤続年数は1年以上必要?
住宅のご購入に付随して住宅ローンのご相談を頂く事が多いのですが、転職などで勤続年数の短い方が問題になることがございます。
住宅ローンは各金融機関が色々と特色を出しているのですが、各社の住宅ローンの概要書などを見ると、勤続年数は1年以上必要というのが多い様です。
その他では、3年以上とか半年以上というのもありますが、勤続年数の条件が無い所もあります。
勤続年数が短くてもOKの場合も
ただ色々な金融機関に相談をぶつけてみた経験からすると、この勤続年数が基準に足りない場合でも一律の足切りというわけではなく、他の条件(勤務先とか年収とか)が良ければ審査をしてくれたりします。逆に勤続年数はOKだけど他の条件でNGとなるケースも当然ありますけど。
また、転職したばかりだけど前の会社と同じ業務を新しい会社でもされているような場合は転職前の会社も勤続年数として通算して貰える場合があります。特に看護師さんなどは有利でした。
その他審査上で有利な事やダメな事
自己資金(頭金)の比率が多ければ多いほど審査上は有利です。勤続年数などや他に不利な条件がある場合はなるべく多くの自己資金を用意するようにした方が良いと思います。
余談ですがダメな方での一番は、他のローン(車や携帯など)の延滞です。この延滞の履歴が特に過去数年以内にあるとちょっと苦しいと思います。すでに完済していても滞納の履歴が有るとあまり良くありません。※審査ではまず個信(個人信用情報)のチェックをします。
審査が緩い金融機関も有るけれど
色々と条件が悪くても貸してくれるところは有りますが、金利が結構高くなりますので毎月の返済が多くなります。ですので毎月無理なく返済していけるかどうか良く検討する必要があります。
この場合、勤続年数などの条件が良くなってきた時期に金利が安いローンに借り換えるという手も有りますが借り換えも手数料などの経費が必要になります。
勤続年数が足りないと銀行に言われても、実は別の理由でNGを出されている可能性もあります。理由を聞いても「総合的判断」の一言で終わってしまいますが、ほとんどの場合で心当たりはあるはずです。
金融機関はたくさん有るので色々と相談してみれば良いのですが、どうしてもダメそうな場合には、物件購入を1年程度先延ばしして勤続年数を延ばすとともに、その間貯金して自己資金を増やすようにしましょう。そうすればだいぶ有利になってくると思います。
資金計画なども含めてご相談はお気軽にどうぞ。
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