不動産コラム

相続税対策でタワーマンション

相続税対策として、タワーマンションを購入する、というのを最近広告でよく見るとと思います。

このしくみは、ご存知の方も多いと思うのですが、現金で相続するよりも、現金をタワーマンションにしてから相続する方が、相続資産の評価額としては安くなり、結果として相続税が少なくて済むという仕組みです。

タワーマンションでなく、普通のマンションや戸建てでもいいのですが、タワーマンションの場合は、土地の持分がすごく少ないので、より評価額が少なくなるので、タワーマンションが特にクローズアップされているのだと思います。

しかし結局、購入したタワーマンションを売却する時に、節税額よりも安くなってしまうと、何をやっているのかわからなくなってしまいます。資産価値が本当に減少してしまうというやつですね。

今でこそ、タワーマンションがぼこぼこ建設され、もてはやされてますが、将来どうなるかは誰もわかりません。結局長いスパンのギャンブルですね。(天災、人口減少、経済衰退、可能性は少ないかもしれませんが、リスクもあります)

でも、節税とかを抜きにして考えると、タワーマンションは眺望最高だし、設備や周辺環境、さらにはセキュリティなども充実している物件が多いです。

相続云々よりも、購入であれ、賃貸であれ、今の生活をエンジョイするのにマッチするようであれば、タワーマンションを検討するのがいいのかと思います。

なんだかんだいっても相続の場合は、もらった以上に税金を取られることはありませんからね。

物件選び、賃貸にするか購入にするか、色々なご相談もお受けしています。
考えがまとまらないようであれば、ぜひお問い合わせ下さい。

お問い合わせ
タイトルとURLをコピーしました