先日、国土交通省より平成28年地価公示が発表されました。
よくニュースとか新聞で見る、銀座で1平方メートル当たり○千万円とかいうアレです。
[国土交通省 平成28年地価公示について]
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo04_hh_000111.html
ところで、聞かれることが多いので土地の価格について簡単にまとめておきます。
公的な指標としては次のようなのが有ります。
・公示価格
・都道府県地価調査
・相続税路線価
・固定資産税評価額
細かい説明は省きますが、ここで相続税路線価は公示価格等の約8割、固定資産税評価額は公示価格等の約7割となっています。
また、公示価格は年に1回の発表ですので、特に値動きが激しい時は現在の実勢価格とはずれが生じます。、
そして実際の取引価格はそれぞれの物件や売買の当事者の事情によって上下しますので、実査に不動産を売買する時は、これらの公的な指標は参考程度に見ておけば良いかと思います。。
むしろ税路線価と固定資産税評価額は、主に税金関係で使うのでこちらの方が馴染みがあるかもしれませんね。