築古のマンションをリノベーション、あるいはフルリフォームした物件が結構手頃な価格で売りに出されているのを最近良く見ます。
マンションを買うということは資産を買うことなので、なるべく価値が高いものが良いと思い、築浅の物件に目が行ってしまいがちです。
ここで単純に購入と賃貸の場合の総費用とライフスタイルなどを冷静に考えてみるといいかもしれません。
たとえば、家賃が13万円の賃貸マンションに住んでいるとすると、20年の支払総額は13万円×12ヶ月×20年で3,120万円になります。
なんかリノベーション済のマンションと同じような値段ですよね。
築古のリノベーションで、20年後の価値が極端な話0円になってしまったとしても、賃貸での総支払額と比較すると特に損したわけでもありません。
（完全に0円になることはまず無いと思われますが….）
日々の暮らしの快適さは、主に室内の設備の充実度に大きく左右されます。
こうした面からは賃貸仕様のマンションより、リノベーション済のマンションのほうが、住みやすいかもしれません。
もちろんマンションを所有するということは、月々の管理費や修繕積立金、あるいは設備のメンテや修理なども必要になってきます。
一方、所有するということはお金に変えられない安心感があるのも事実です。
考え方も人それぞれですので、自分のライフスタイルや将来設計などを考えて、決めたらいいと思います。
いずれにしてもあまり損も得もありませんからね。
最終決断はお客様自身でないとできませんが、情報の提供や助言ならいくらでもできますので、悩んだらぜひ当社に一度ご相談ください。
