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無線局免許状申請の電子化

浜松町駅

ちょっと前にも少し書きましたが、先日アマチュア無線機を購入しました。

アイコムのID-52PLUSという機種です。

最近、大規模な災害がニュースになることも多く、万が一の時に少しでも役に立つんじゃないか?という理由です。w

ID-52PLUS | 製品情報 | アイコム
アマチュア無線用144/430MHzデュアルバンドハンディトランシーバー、人気モデルID-52の機能強化版。アマチュア無線のデジタル通信D-STAR®にも対応しています。

ただ、この無線機、買ってすぐに使えるわけではないんです。

電波を出すためには、電波法という法律で定められた免許と資格が必要になります。

「免許」と聞くと、私で言えば宅地建物取引業の免許や、皆さんが持っている自動車の運転免許と同じようなものですね。

一般に禁止されている行為を、行政が特定の個人や団体に許可すること。それが免許です。

アマチュア無線機を使うにもこの許可が必要で、次の2つの免許が必要です。

一つは、人に関する「無線従事者免許」(アマチュア無線技士)。

そしてもう一つが、無線機そのものに関する「無線局免許状」です。

この二つが揃って初めて、合法的に電波を出すことができるわけです。

もし免許無しで使ってしまうと、不法無線局となり、電波法違反で罰則の対象になってしまいます。

トラックの運転手さんなどが不法利用で取り締まられている、というニュースを耳にすることもありますね。

東名高速道路を走るトラックの列

「アマチュア無線技士」の免許は持っているので、今私に必要なのは無線局の免許ですが、ちょうど良いタイミングでアマチュア無線局免許状の完全電子化されました。(2025年10月から)

以前は、免許状の発行までに3〜4週間かかると聞いていましたが、この完全?電子化のおかげか、結構なスピードで免許をいただけました。

私が実際にやってみたスケジュールは以下の通りです。

手続きは 総務省の電波利用電子申請のページ で進めていきます。

  • 2025/10/26(日):アカウント発行の申請
  • 2025/10/28(火):アカウント発行
  • 2025/10/29(水):免許申請手続き
  • 2025/10/31(金):手数料納付の指示・電子納付
  • 2025/11/05(水):電子免許状等発行

アカウント申請から免許状発行まで11日間、土日や三連休があったので実質7営業日で完了です。

各ステップ毎にメールで通知が来るのですが、速攻で即時対応していればもう1日くらい短縮できたかもしれません。

ちなみに完全電子化なので免許状自体も紙の発行は無くデジタル化されています。

電波利用電子申請
総務省 電波利用電子申請は、無線局の申請・届出など電波利用に関する様々な手続や、申請履歴の照会をオンラインで行えるシステムです。

これでようやく、正式に無線機を使って電波を出すことができるようになりました。

コールサインがもらえたのが何気にうれしいです。w

まずは簡単な交信から、ぼちぼち試してみたいと思っています。

無線局免許状

不動産と同じで、無線も「免許」と「法律」がとても大事。

何事もルールを守って、安全に、そしていざという時に役立てられるように、進めてまいりたいと思います。

ていうか、無線機を弄っているうちにアンテナなど周辺機器を色々と欲しくなってきました。エアバンドも面白いですし。w

....不動産から離れた事を書いている時は、重めの問題にぶつかっていてつらくなっていることが多いです


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