日本中で大騒ぎのサッカー、早朝に目が覚めたときは1点取られて負けていて、明るくなって起きたら勝っていました。
ニュースの映像を見ると、なんか線から出ていたような気がするのですが、スペインで暴動が起きているという報道も無いですし、きっとセーフだったのですね。
いずれにしても朝から明るいニュースは気分が良いです。
なぜか株は下がってますが。
さて、不動産テック。この言葉が使われだしてだいぶ経ちますがなかなか現場には浸透していないようです。
不動産テックの定義
「不動産テック(Prop Tech、ReTech:Real Estate Techとも呼ぶ)とは、不動産×テクノロジーの略であり、テクノロジーの力によって、不動産に関わる業界課題や従来の商習慣を変えようとする価値や仕組みのこと。」
一般社団法人 不動産テック協会 のホームページより引用
不動産テックの目指すところは、業務のデジタル化 や 情報の透明性や対称性 など好ましい事ばかりですがうまく進まないのは、どうしても不動産取引は定型化できない部分が多いからだと思います。
その定型化出来ない部分というのは主に人の感情の問題です。
特に高額の売買となると、当事者のテンションも上がりやすく感情が絡む部分が多くなってきます。それが関係者が複数人が絡むとなおさらややこしくなります。
そしてその調整はたぶんテックでは解決できません。
仲介の仕事をしていて感じるのは、ある程度のお金で解決できる場合は割りとなんとかなるもので、こじれる場合はだいたい人間の感情がからむ問題です。
これは仕事的にも難しいですし、なかなかスッキリとは解決しません。
ちょっと前の話ですが、仲違いをしている共有者のご兄弟が、決済の席で一切目を合わせず口も聞かなかったことが有りました。
この決済に至るまでの条件交渉や調整などすごく大変でしたが、決済の時の雰囲気も重くてつらかったです。
静まりかえる中、場を取り繕うと発する私の考え抜かれたジョークが全て滑りまくりでした。w
また、昔の小さなトラブルが原因で仲がこじれた状態が続き、隣地の境界確定の立会をしてもらえないとかもよくある話です。
とはいえ、まず人の問題を抜きにして考えれば、不動産テックを推進するために、はなるべく不動産取引を定型化することが大事だと思います。
少なくとも土地については確定測量必須、建物はインスペクション必須、そして法律関係や役所調査についてはそもそも役所がレポートを出すべきだと思います。
ここまでやればかなりの部分が標準化でき、テックが進みやすくなるのではないでしょうか。
とはいえ、効率化されていないから私のような仲介の仕事が有るとも言えるわけで難しいですね。
不動産のご相談はお気軽にどうぞ。
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