10年ほど前に購入したHDDのNASを処分したのですが、駿河屋で3,301円で買い取ってもらえました。
他のいくつかの買取店でも査定してもらったのですが、PC関連の専門店で500円から買取不可といった感じでした。
古い機器は駿河屋に持っていくと値がつくことが多いです。古い携帯はモバイルゲオですね。
ちなみに3,301円の1円は付属品のLANケーブルの値段です。本来付属品のLANケーブルは値がつかないのですがおまけ?だそうです。
さて、不動産の売却をご依頼頂いたときに各種書類が保管されているとすごく助かります。
助かるというか高く売りやすくなります。
その書類ですが、まずは購入時の全ての資料です。契約書、領収書、重要事項説明書、その他付属資料など。
契約書や領収書は売却や相続が有った時の購入価格の証明になります。取得価格が不明だと譲渡所得が大変なことになってしまう場合があります。
次に土地の測量図。
境界標の写真入りの確定測量図などがあると、スムースに境界標を探せます。売却の際は一般的に売主に境界明示義務がありますが、境界標が存在していればあまり悩むことは有りません。
そして建物は設計図書(図面集)、建築確認申請書類など。
このあたりの書類が無いと、購入した方が将来用途変更しようとしたり、増改築しようとした際に新たな建築確認申請の際に困ったりするケースが有ります。
また、未登記の増築部などが有る場合、登記しようとする際に、増改築の際の見積もりや図面などがまったく無いとこれもまた苦労します。
こちらはまずその未登記部分の真の所有者は誰かの証明とかそういう話になります。そしてその増改築された部分が建築基準法に準拠しているどうかとかですね。
ビルやマンション、アパートなどの一棟物なら消防設備や受水槽などの法定点検の報告書があると購入検討の方も安心感を得られます。きちんと建物が管理されていたという傍証にもなりますし。
これは中古車に検整備記録簿があるとか無いとかの話と同じですね。
まだ色々と有りますが、とにかく書類が保管されていると物件の内容が明確になります。
調査して不明な部分は不明として売るわけですが、買う方からすると不明な部分はイコールリスクなわけで、その分買い手側の想定価格は下がります。
という事で、無いものはあきらめるとしても、有る書類などは全て保存しておくようにしましょう。
これをきちんと整理しようとすると面倒なので、大きめの箱を一つ用意して古い順番に放り込んでいけば良いです。
これでなんとなく年代順に箱の中に堆積していきます。w
中途半端に整理して資料があちらこちらに散らばるよりも絶対このやり方の方が良いです。
で、売却となった際はその箱ごと仲介業者に預ければばっちりです。
もちろんできる人は、箱に突っ込む前に一手間、なんでもPDFにしておくと後々便利です。
今、お預かりしている昔の手書きカーボン複写の重説とか契約書を見ているのですが、内容はすっごくシンプルですね。w
不動産にご相談はお気軽にどうぞ。
コメント