夕方からはだいぶ涼しい感じですが昼間はまだまだ暑いですね。
暑い中外へ出るとつい喫茶店などで一服してしまいます。あまり食べていないのに痩せないのはおやつのせいな気がしてきました。
さて、ここ数年、リースバックの宣伝をネット、リアル問わず目に入ることが多くなってきました。
ここで言っているリースバックとは、自分の家を売り払って、同時にその家を借りるっていう、ちょっと変わったお金のやりくり方法の事です。
自宅にそのまま住みながらローンが無くなったり、手元に現金が増えたりする都合の良い方法として宣伝されています。w
お金の流れについて簡単に説明します。
まず、売却の際にローンが残っている場合は、ローンの残債務以上の価格でないと売却できない事になります。(売却したお金だけでローンを返済する場合)
そして、売却で入ってくるお金で住宅ローンを全額返済できれば、ローンの支払は当然に無くなる訳ですが、代わりに毎月家賃の支払いが発生します。
一方住宅ローンが無い場合は、売却したお金がまるまる手元に残る代わりに毎月家賃の支払いが必要になるという感じです。
あと、所有者で無くなるので毎年の固定資産税の支払いも無くなりますね。
いずれにしても、シンプルに考えると不動産の含み益を現金に変換するということです。
リースバック自体はその目的に合えば悪くない方法だと思いますが、最大の問題点はほとんどの場合で普通に売却するよりも安くなってしまうという事です。
業者が提示してくる金額はスーモなどで見る一般の相場を知っている方なら「えっ!」となる事も多いです。
お客様の中には高齢で周辺相場もよく知らないと言う方もいらっしゃいます。業者がうまいこと安く買えると結構儲かりますので広告宣伝にも力が入る感じでしょうか。
価格で言えば普通にマイホームを探している方に売却するのが最も高く売れるのですが、人によって事情はそれぞれだと思います。
場合によっては売却価格の面で不利だとしてもリースバックが有益な選択な場合も有ります。
いずれにしても重要な決断になりますので、広告に乗せられて後悔しないようによく検討しましょう。
なお、弊社にご相談頂いた場合は、リースバックをご希望の場合は一般投資家を含めて高値を付けてくれそうな業者をピックアップして売却のお手伝いをします。
たぶんご自分であちこちの業者に相見積もりするよりも効率的だと思います。
買取業者もエリアや物件の種類などによって得意不得意があります。得意な物件には高値を提示してくれることが多いのでうまく使い分けることが必要です。
そもそもご要望に対して本当にリースバックが最適解なのか?も含めてご相談頂ければと思います。
ご相談はお気軽にどうぞ。
コメント