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レオパレス問題について考える

ワンルーム

全国的に盛り上がっているレオパレス問題ですが、一番困っているのは大家さんで、悪いのはレオパレス。引っ越しを迫られている入居者は可哀想。って感じで報道されています。たぶん間違ってはいないだろうけど、色々と違和感を感じるのは私だけでしょうか?

一部のレオパレスは初期費用が少なくてもOKで、ある人達にとってはたぶん有り難い存在だったでしょうし、一定の需要は有っただろうと思います。そして壁が薄いながら快適に暮らしていた人も多くいたんじゃないかと。

アパート

アパートを建てた大家さんは節税対策や、相続対策そして、全ておまかせで自分は何もせずに儲かるだけ、みたいな感じで任せていたんだと思います。そして信用していた会社に裏切られたと。利益相反といいますが、やはり営業マンのトークは割り引いて考えないとだめですよね。

そしてテレビ局。「恋するレオパレス 」w とかさんざんCMやってお金もらっていたのに、手のひら返しで攻め立てる様子を見ていると、諸行無常というか盛者必衰のことわりをあらわす感じですね。

アパート

入居者の方はぶつぶつ言いながら引っ越すしか無いと思いますが、融資を利用している大家さんはお困りの方も多くいらっしゃるかと思います。たぶん地主さんが多いでしょうから、土地から仕入れる場合と違って致命傷は負いにくいかとは思いますが。

売却して融資の残金を返済できる余裕があるのであれば、もう土地ごと売却して損切りしてしまうのも良いでしょうけど、賃貸がある程度つくようであれば、一時的に落ち込むにしても少しづつでもお金は入ってきますので、長い目で見て損益分岐点を超えるまで持ち続けるのが良いかもしれません。

電卓

ところで、一発くらったオーナーをを狙って、營業をかけてくる業者もこれから増えると思います。言葉巧みに近づいてくると思いますが、彼らにしてみれば「すぐに騙されるカモ」という扱いですの要注意です。

なんでもそうですけど、基本的には向こうから来る話はあまり信用しない方が良いと思います。まずは自分でエクセルや電卓を叩いて色々と考えてみましょう。

アビシニアン
アビシニアン

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