あけましておめでとうございます。
本日は不動産の買い時について考察してみます。
マイホーム、あるいは収益物件の場合も、できれば相場が安い時に買いたいものですよね。
でもこの不動産の相場というのが10年単位くらいでゆっくり動くのでなかなか見極めが難しいです。
(もちろん株とかFXのように短期でぴょんぴょん動く相場を当てるのももちろん難しいのですが)
大抵の場合は、人生のライフサクル、例えば結婚とか出産、あるいは仕事だと独立とか、退職とかに合わせて不動産を買ったり売ったりするわけですが、その時にたまたま相場がうまくマッチするとラッキーな感じです。
ただ、今みたいに「全体的に高いなぁ」と感じる場合でも、損するかな?と聞かれれば、必ずしもそうではありません。但し、人によります。
買っても良いのはローンを利用して不動産を買う方です。
只今、ご存知のようにローンの金利がとてつもなく低いです。
大手銀行の住宅ローンなど、ある程度の属性があれば金利などただみたいな感じです。
資金のほとんどをローンでまかなう場合は、この金利がポイントで、不動産価格のある程度の上下の影響など軽くカバーしてしまいます。
(毎月の支払金額で考えてみるとわかりやすいです)
ローンの金利は通常0以下にはなりませんので、明確に今は借り時です。
もうこれ以上金利が下っても、今と大差ありません。
不動産の購入をご検討の方は、とにかく金利が安い間に、できれば固定金利で借りて購入しておくべきと思います。
価格が下がるのを待っている場合、自分のライフサイクルにちょうどよい時期を逃してしまう事もありますし、今後金利が上がってしまうような事態が発生したら、安く買えても結局トータルでの支払金額はあまり変わらなかったりします。
※金利と不動産価格の両方が上がったら、なおさら買いにくくなります。
また、購入後に不動産価格の下落があったとしても、自分の物件も安くなりますが、他の物件も同様に安くなりますので、買い換える場合は新たな負担は増えません。
特にマイホームの場合は、売却で儲ける目的のものではありませんので、単純に賃貸の場合と比較して損か得かだけを考えれば良いのではと思います。
なんかとりとめが無くなってきましたが、まとめると
「今は金利がとても低いので、物件価格は多少高く感じても購入に踏み切っていいんじゃないの?」
ということです。
通常ですと、不動産の価格が上がって、景気が良くなって、バブルっぽくなって金利が上昇、というのがパターンです。
その後、バブルが弾けて「プギャー!!!」となるかどうかはわかりませんが、次は政府、日銀もうまくやってくれると信じたいです。
なお、大きく儲けるのが目的であれば、何10年でもじっとタイミングを待ち、暴落時に現金で安値をさらに買い叩くのが一番効率よく儲かります。
一般人にはなかなか真似できませんが。
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