本日は役所調査シリーズ?ということで、先日横須賀の物件の役所調査に行った時の記録です。
横須賀市は結構範囲が広いのですが、何回も行っているのでだいぶ馴染んだ感じです。
まずはいつものように市役所からです。
横須賀市役所
最初に分館4階の「都市計画課」や「建築指導課」に行った後、本館に移動します。
少しでも疲労を防ぐために、上階から順番に「上下水道局」「教育委員会」「資産税課」「危機管理課」「地域コミュニティ支援課」などを回ります。
教育委員会はあまり関係無さそうですが、埋蔵文化財包蔵地などの調査です。遺跡関係はほとんどの自治体で教育委員会が担当の様です。
回る部署が多かったり、何かを聞き忘れて戻ったりすので結構時間がかかります。
法務局
市役所の次は近くの法務局です。正式名称は「横浜地方法務局 横須賀支局」ですね。
法務局は合同庁舎の中に入っています。駐車場が広くてとめやすくてよいです。
ここで閉鎖登記簿や旧土地台帳などを閲覧、取得して地歴などを調べます。
これは昔の和紙の公図です。結構カラフルです。w
赤で道、青で水路が描かれています。(赤道とか青道とかの語源です)
昔水路だったところなんかがこれで分かります。墓地とか刑務所とか処刑場とか書いてある事もあるらしいです。
横須賀へ来た際は、この合同庁舎の食堂でお昼ごはんを食べることが多いです。そんなには美味しくないですが安いです。
が、なんといっても景色が良いです。
土木事務所
次に「横須賀土木事務所」です。これは衣笠の方なので車でちょっと走ります。
いつもは土砂災害だの擁壁なんかの調査が多いのですが、今回の物件はめずらしく平らなエリアだったので、主に国道の境界や計画道路などについての調査です。
やはり、建物はなんとなく薄暗い雰囲気があります。w
都市計画道路図です。国道が拡張される計画が大昔から有るのですが、事業化される気配は全くありません。
図書館
最後に「横須賀市立中央図書館」で昔の地図などを調査しました。
特に怪しい土地でなければ普通は土壌汚染の調査まで費用をかけてやりませんので、念のための地歴調査です。
昔の地図を調べるのは楽しいです。国土地理院の地図などはネットでも見ることができますのでおすすめです。何時間でも見てられます。
このサイトが良くできていて便利に使わせてもらってます。時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」
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