桜の季節ですね。毎年のことですけど桜が咲くとあたりが一気に華やぐような気がします。
三寒四温ということなのでしょうけど、毎日暑かったり寒かったりで出かける時に着ていくものに悩みます。
さて、コロナやウクライナなどの影響で物価が上がりつつ有りますが、最近の円安の進行で止めを刺しに来てる感じです。
この先どうなるかなんてまったく分からないわけですが、先日の業者仲間での飲み会でも建築費用がすごく高くなっていることが話題になりました。その上部材のいくつかは、何時入るかまったく分からない状況とかで色々と大変です。
そうなると、当然に新築の建物はコストが高くなりますので、それにつられて中古物件も値上がりします。
不動産価格の高騰が以前より騒がれていますが、こんな状況ではしばらくは価格は下がらなそうです。
しかしながら、不景気になったり金利が上昇したりすると、不動産の価格には下向きの圧力がかかります。
これから物件の価格は上がるのか下がるのかなどよく聞かれるのですが、どうなるか分からないってことですね。
営業的には、売却検討のお客様には「これから下がります!」で、購入検討のお客様には「これから上がります!」が仲介業者としては正解なのでしょうけど。 w
買ったり売ったりするタイミングをうまくやりたいのは誰でもそうですがやはり難しいです。
前から言っていますが、不動産の価格の上下の波動は10年単位の長期スパンです。
それに対して人間の寿命は80年前後で、さらにその内の半分の30歳~70歳くらいの40年が経済的に活動可能な期間ではないでしょうか。
で、その中でそれぞれの人のライフサイクルの節目や収入の状況などに合わせて不動産を売ったり買ったりする訳で、そのタイミングと不動産の相場の上下をうまく合わせることは狙ってできるものでは有りません。
だいたいにして、景気が良ければ不動産も高く、景気が悪ければ不動産も下がる傾向です。で、景気の悪いときには融資も厳しくなりますし、あまり大きな買い物はできない人が多いです。
もちろん代々続く名家の方などは、資産と共に引き継がれ続けている投資方針があり、自分の人生だけでなく一族の将来を考えての投資行動となったりするのかもしれませんが、一般庶民にはあまり関係ない世界だと思います。
なので不動産については、あまり損した得したとか考えずに、思い立った時に買えれば買うといった感じで良いのでは無いかと思います。
損か得かは後になって分かることで運命と割り切るしか有りません。
多少損したってその時その時で機嫌よく暮らしていければ良いのではないでしょうか。
不動産に関するご相談はお気軽にどぞ。
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