昨日の夕方、有楽町にいたのですが本当に人が少なかったです。いつもは人が多くて慣れていないと歩きにくいのですが、とても歩きやすかったです。マスクも売ってないし早く収束して欲しいものです。
さて、先日売買で現金決済が有りました。諸般の事情?による売主様のご希望です。もちろんブラックやグレー的なやつでは無いです。
決済取引は弊社の事務所でやったのですが、買主さんは紙袋に入れて現金をお持ち頂きました。最近あまり現金を扱う機会は少ないので紙袋から帯封付きの札束が次から次へと出てくるのを見るとドキドキします。もちろん自分のものでは無いのですが。w
ところで残代金の決済方法は、不動産協会標準の売買契約書には次のように書いてあります。
(売買代金の支払いの時期、方法等)
第3条 買主は、売主に対し、売買代金として、表記内金(以下「内金」という。)および残代金を、表記各支払日までに現金または預金小切手をもって支払います。
「現金または預金小切手」とわざわざ書いてありますので、現金でも別に良いわけですが、現金は持ち運びにリスクをともなうこと、お札の真贋が分からない、そしてなによりもお金を数えるのが大変なので、近年では普通は銀行振込の事がほとんどです。
銀行で決済をする場合は振込伝票を書けばよいわけですが、決済場所が銀行以外の場合は、中座して振り込みに行ったり、あるいはパソコンやスマホからその場で振り込むなどというのも多くなっています。なお、ネット送金は事前に送金枠を確認するとかの準備が必要ですのでご注意下さい。
ちなみに税務署方面からも取引の透明さを確保するために現金取引よりも銀行を通して取引することが推奨されているようです。確実にお金の流れの記録が残りますので。
そういえば預金小切手は5年くらい前に最後に扱ったのを最後に見ていないです。あれはあれで安心で取り扱いやすいですが、やはり紛失の心配は有りますし、またすぐに現金化できない場合が多いなどのデメリットが有りますので、やはり銀行振込が一番だと思います。
銀行振込のデメリットが有るとすれば、振込手数料と着金に時間がかかる場合があるということくらいでしょうか。
今回は結局売主さんが心配になってしまい、買主さんにお願いして一緒に近くの銀行まで行って窓口で入金したというオチでした。私は携帯用のお札のカウンターまで用意していたのですが。
個人的にはできれば現金は300万円くらいまでにしてもらいたいです。これが私という人間の器の大きさかもしれません。残念ですが。w
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