ブログ

競売事例研究 横浜市鶴見区市場西中町戸建

横浜市鶴見区市場西中町戸建

今月の事例研究は、横浜市鶴見区の築浅の戸建です。

できれば3点セットをお手元にご用意されるとわかりやすいと思います。
BIT(不動産競売物件情報サイト) で事件番号から検索してみて下さい。

まずは物件の情報です。

横浜市鶴見区市場西中町戸建

[裁判所・入札情報]
・横浜地方裁判所本庁 平成29年(ケ)第30号
・入札期間:2017/06/28 ~ 2017/07/05
・開札期日:2017/07/12
・売却基準価額:18,754,000円

[物件情報]
・種別:戸建
・土地権利:所有権
・所在地: 横浜市鶴見区市場西中町1-13-2
・交通1:京急本線 鶴見市場駅 徒歩4分
・交通2:京急本線 / JR南武線 八丁畷駅 徒歩13分
・交通3:京急本線 / JR京浜東北線 鶴見駅 徒歩18分
・土地面積:60.61平米 ※登記簿、私道部分は除く
・用途地域:第一種住居地域
・建ぺい率:60%
・容積率:200%
・建物構造:木造スレートぶき3階建 ※登記簿
・間取り:4LDK
・築年月:2014年4月
・現況:所有者占有中

間取図

横浜市鶴見区市場西中町戸建の間取図

 

好立地です

京急は駅と駅の間が近いので、隣の駅なら歩いて行けることが多いです。

東京方面の隣駅は八丁畷駅で南武線を利用できます。
横浜方面の隣駅は京急鶴見駅で、ここはJR京浜東北線と隣り合っています。

また、鶴見駅へ行けば店舗や飲食店も多いですよね。
もっとも本格的な買物なら、横浜駅や川崎駅が電車で近くて便利です。

鶴見市場駅前

角地の築浅戸建

さて物件ですが、本物件はやや狭い道路ながらも角地に有ります。また2014年の築ということも有り、内外ともにまだきれいそうです。

3階建てで専有面積を稼ぎ、土地も狭いながらも車庫もあります。マンションより戸建派のファミリーに好適な感じでしょうか。

横浜市鶴見区市場西中町戸建の接道状況

入札戦略の検討

以上を踏まえて入札戦略を検討しています。

裁判所の現況調査報告書を見る限り、明渡も苦労が少なそうですし、土地や建物の権利関係もクリアです。

ということで、安く買えればもちろん投資用でも良いのですが、どちらかというと、マイホームをお探しの個人の方に人気が出そうで、落札価格は高くなるように思います。

このあたりで普通に売っている新築戸建だと3,500~4,000万円くらいでしょうか。

最近の落札事例を見ると、こういう一般の値段に近づくことが結構有りますが、落札金額の他にも諸費用が必要です。

冷静にゆとりの有る資金計画を考えましょう。無理しすぎると後で苦しくなります。

ジャンプする猫

2017/07/24 追記

売却基準価額18,754,000円に対して、売却価額が33,150,000円となりました。法人の落札です。


競売無料相談会は随時

弊社では競売に参加したい方、競売物件に興味がある方に向けて個別に無料相談会をしております。
※要事前連絡

競売が初めての方には、競売の仕組みから入札、明渡し等について、わかりやすくご説明させて頂きます。

その際には、物件が決まっていなくても大丈夫です。
自己居住用、投資用など、お客様それぞれのスタンスに応じてご説明いたします。

もし、実際に検討される物件が決まっているのであれば、その物件を例にとり、確認しておくべきポイントなどご説明いたします。

また、マイホーム、投資用を問わず、物件をお探しでしたら、ぜひ諸条件等をお知らせ下さい。
競売の他にも任意売却、一般売買など全て含めて色々とご提案致します。
資金計画や投資全般、あるいは相続などに関するご相談も承っております。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました